腰痛・ヘルニアレーザー治療センター

当センターでは、椎間板性腰痛、椎間関節性腰痛、椎間板ヘルニアによる下肢痛に対するレーザー治療を行なっています。基本的に入院の必要はなく、日帰りです。

適応症

椎間板性腰痛

椎間板が損傷し、本来痛みを発しない椎間板に侵害受容器が生じ、前屈や長時間の座位が取れないなどの症状が特徴的です。椎間板ブロックなどで確定診断します。

椎間関節性腰痛

腰椎の椎体の安定性に重要な椎間関節に炎症を起こしたもので、局部に圧痛があり、背屈で疼痛が増悪します。椎間関節ブロックなどで確定診断します。

椎間板ヘルニア

椎間板の一部が後方、後側方に突出し、神経を圧迫することにより神経痛を生じるものです。該当神経を緊張させて、症状が増悪するなどの理学所見が見られるものが適応症となります。MRI所見、詳しい理学所見によって確定診断します。

※いずれの適応症についても、レーザー治療前に詳しい診察と検査をお受けいただかないといけません。レーザー治療は保険診療ではなく、自費診療であります。レーザー治療適応症では無いと判断される場合は、保険診療での診療をお薦めします。当治療センターではレーザー治療に限らず、保存的加療、顕微鏡を駆使した最先端の低侵襲脊椎手術も施行しておりますので、総合的に診療させていただきます。

施行方法・効果発現機序

椎間板性腰痛

椎間板ブロックなどで確定診断した当該椎間板に対し、局所麻酔下X線透視下に椎間板を穿刺し、レーザー光を導光するファイバーを挿入します。一定の照射を行い、椎間板に熱をかけて疼痛の原因となっている侵害受容器の感受性を低下させます。

椎間関節性腰痛

椎間関節ブロックなどで確定診断した当該椎間関節に対し、局所麻酔下X線透視下に椎間関節を穿刺し、レーザー光を導光するファイバーを挿入します。一定の照射を行い、椎間関節に熱をかけて疼痛の原因となっている感覚神経の感受性を低下させます。

椎間板ヘルニア

神経痛の原因となっている椎間板内圧をレーザーによって減じることがその基本的作用機序とされていますが、実際にはその減圧効果は大きくなく、効果発現は神経痛を惹起する椎間板内の炎症物質をレーザーによって減じていると考えられます。方法は1)と同じです。

費用

  • 椎間板性腰痛のレーザー治療 30万円(消費税別)
  • 椎間関節性腰痛のレーザー治療 25万円(消費税別)
  • 椎間板ヘルニアのレーザー治療 30万円(消費税別)

上記方法作用機序は、担当医の基礎研究、臨床研究によって明らかにされたことに依拠しています。椎間板ヘルニアのレーザー治療は、我が国に導入されて以来、その適応が曖昧であったために大きな批判が寄せられてきた治療法です。当センターでは、医学的根拠に基づいて有効性の高いレーザー治療を行います。よってその適応症と診断されない場合も少なからずあると思われますが、その場合は通常の保険診療での加療を、誠意をもって相談させていただきます。